はじめまして。
当サイトにアクセスして頂き、ありがとうございます。
1983年生まれ。東京都在住で資産運用会社の会社員、せみ麿と申します。
このサイトでは主に、事業再生アドバイザー認定試験の情報を発信しています。
事業再生アドバイザー認定試験は事業再生における知識だけでなく、経営計画の立て方も体系的に学べるので事業再生に携わっている方だけでなく、金融機関にお勤めの方、一般企業にお勤めのサラリーマンや学生さんにもためになる資格です。
このサイトは、事業再生アドバイザー認定試験に合格した経験を元にこれから受験しようと方の参考になれば幸いです。
あなたもぜひチャレンジしてみませんか?
受験のきっかけ
私の勤める会社では投資家さんから集めた資金を不動産等をファンドで運用する会社です。そんな中はじめて中小企業の再生を支援するファンドを立ち上げるということになりました。
今まで不動産のファンドは運用してきましたが、事業再生ファンドの経験はありません。全くの0(ゼロ)です。当然私が担当することは無いと思っていました。
しかし、私の勤める会社の同僚は不動産のプロばかりですが、事業再生のプロは1人もいない状況。つまり誰が担当になるのか完全にわからない状況でした。
そして、ある日の人事異動で私が企業再生ファンドの責任者に任命されてしまいました。社長が言うには「所属している部署で私はファンド運用の経験年数が1番長い。新規の事業となる事業再生ファンドは1番経験豊富な君にお願いしたい」ということでした。
本心で言っているのかは分かりませんが、私は急遽企業再生ファンドの設立をすることになってしまいました。
私は全く知らない分野の知識を早急に身に着ける必要がありました。何の企業を再生するのかも分からず。不動産業界以外を知らない私は焦りました。再生関係の本を読んでも個別性が強すぎてあまり参考になりませんでした。これは資格のように体系的に学ばないと効率も悪いと考えその焦りの中で事業再生アドバイザー認定試験に辿りつきました。
勉強は銀行研修社の通信講座を受講
事業再生アドバイザー認定試験は銀行研修社の通信講座を受講することにしました。全く事業再生に関する知識はありません。これまでの自分の経験は当てにならない可能性は高いと考え素直に認定テキストと講座受講で早期に知識を身にけていきたいと思っていました。
その効果はあり、事業再生ファンドの関係者である銀行や中小企業診断士や弁護士の先生方とのミーティングについていけるようになりました。投資対象の企業がどんな事業を営んでいても、その企業が経営不振に陥る原因は規則性があるということ、原因も大きく数パターンであるということが分かりました。
勉強はテキストをしっかり読み込み、通信講座で提出要件となっているレポートの問題を解くを繰り返しました。
結果は晴れて合格
私は2021年の春に試験を受けて1発で合格することができました。受験地は複数選ぶことができますが、私は「東京都内中央」を選択しました。私が行った受験地で受験者が10名程度でした。受験してから約2か月後に合格証書が届きました。合格証書は郵便で送られてきます。
合格証書受領から約1週間後、通信講座の修了証も届きました。
管理部門で働く方には役立つ試験資格だ!!
私が事業再生アドバイザー認定試験の勉強~受験を通して得た感想としては、会社にお勤めの方(とりわけ管理部門と呼ばれる部署で働く方)に役立つのではないかと感じました。
経理部門や財務部門の方は数字を扱う部署のため会社の経営不振に一番気づきやすい部署です。ただ、「事業再生」という言葉のせいか、ダメな会社で役に立つ資格試験だと思われているのではないでしょうか?。
そんなことはありません。しっかりと月次で計画と実績を管理に報告できる体制を整えることや、コスト削減の考え方もしっかり学べるので現在お勤めの会社で提案、応用ができる部分は多いです。
また、マイナーな試験であるせいか受験に関する情報が少ないということも気づきました。事業再生アドバイザー認定試験について発信していない人がいない訳ではないですが、認定事業再生士試験合格者の方がブログでさらっと触れていたりする程度です。
これは、私が事業再生アドバイザー認定試験の情報を発信しなければと考えるに至りました。
当サイトでは事業再生アドバイザー認定試験の合格者であると同時に通信講座受講終了経験者の私が、これまでの経験を元に勉強で分かりにくかったところや重要だと感じた事項をできるだけわかりやすく解説していきます。